ZQ+への取り組み Commitment to ZQ+
ZQ+への取り組み
ZQ+は、南半球の牧羊農家を起点に、自然と調和しながらより良い未来を育むことを目的とした再生型農業プログラムです。環境・動物・人の観点から農場の取り組みを評価し、気候変動への対応、動物福祉、そして生物多様性への配慮を可視化しています。スタイレムはこの理念に共感し、2023年よりZQ+ウールを採用しています。さらに、ZQ+ウールを使用した生地の生産において、原料から最終生地に至るまでの全ての工程でのトレーサビリティを担保し、サステナブルで信頼性の高いものづくりを推進しています。
とは
ZQ+は、Zentera Wool Companyが開発した羊毛生産のための再生型農業フレームワークです。広く信頼されているZQ認証の基盤をさらに進化させ、環境への改善効果を数値化できる取り組みを行っています。ZQ+認定農家は、土壌の健全性を高め、在来の生態系や生物多様性を守り、温室効果ガスの吸収・貯留能力を向上させることで、長期的な自然環境の回復力を高める再生型農業を実践しています。
さらに、ZQ+ウール*は従来のウールに比べてプレミアムな価格で取引されるため、経済的なインセンティブも備えた持続可能な仕組みになっています。
*ZQ+の認定を受けた農家が生産したウール
なぜにも
サステナブルな選択が
求められているのか
天然のタンパク質からできているウールは、生分解性を持ち、自然の営みの中で循環する100%天然素材です。しかしその生産背景には、環境への負荷や動物福祉への懸念が潜んでいます。羊の飼育には広大な土地が必要で、反芻によって排出されるメタンガスも地球温暖化の一因とされています。また、過放牧による土壌の劣化や生物多様性の喪失といった問題に加えて、羊の健康を守るために行われる「ミュールジング」が子羊に与える精神的・肉体的影響は深刻です。
いま求められているのは、「自然に還る素材」であると同時に、「自然を守る生産のあり方」です。だからこそ私たちは、ZQ+という次の一歩に注目しています。
スタイレムのZQ+への
スタイレムでは、ZQ+の認証取得で終わらず、より良いものにするために終わりのない改善努力を行うという理念と、生産者を正当に評価する仕組みに共感し、2023年よりZQ+ウールを採用しています。さらに、一歩踏み込んだ取り組みとして、ZQ+ウールを使用した原料から生地の生産までの全ての工程でトレーサビリティを担保しています。各工程において品質管理も徹底し、持続可能で信頼性の高いウール素材を市場に届けることを目指しています。
ZQ+ウールを通じて、素材の背景が見えるものづくりと透明性の高いサプライチェーンの構築を実現します。
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